社団法人創設の記譜

 新日本国憲法が発布された1947年翌年静岡県富士宮市に生まれた、いわゆるベビーブームの申し子です、そして高度経済成長の一里塚となった東京オリンピック時代に少年期を過ごした団塊の世代でもある小生です、申し遅れましたが私は、18歳で東京に上京し、西新宿で五十数年、税理士業務を行っている保坂清一と申します。

 思い起こせば、半世紀の流れの中で池田内閣の掲げた所得倍増計画からスタートし田中角栄総理の日本列島改造論によるバブル経済の到来そして終焉、その後の1995年1月阪神淡路大震災、アジア通貨危機、ITバブルの崩壊、リーマンショック等様々な出来事がありました、更に戦後日本経済に最大な打撃をもたらした東日本大震災、いまだに結論の導き出せない福島原子力発電問題などその大波の谷間に揺れる中小企業の経営者と沈みそうな零細企業を支えて税理士業務を営んでまいりました、その間多種多様なクライアントと接し、独立独歩の中小企業に充分なアドバイスが出来ただろうか常に自問自答の私でした。

 自分なりに今の会計事務所業務もやり遂げた感があり、今までの経験を生かし、古来より日本に存在した互助の精神を軸に、人と人とのつながりを通して其々の役割を尊重し、一つの目的に向かって邁進できるような組織と思い、社団法人の設立の運びとなりました。

 この信念の本に、皆様のお力添えをお願いし日本文化、経済振興等の活動を行い、やがて社会貢献の実績が認められ公益法人としての認可を受けられるよう精進していく所存です。                           

敬具

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